7ZL-05
高校情報科に対する高校生の意識調査 -関東圏を対象とした不安感の傾向分析-
○櫻井 陽,小野永貴(筑波大)
高等学校共通教科「情報」は、2022年度から共通必修履修科目として「情報I」が設置された。さらに、大学入学共通テストに2025年度入試から「情報」が導入される。これについて、賛否両論の意見が上がっている。特に都道府県ごとの格差について懸念が示されているが、実際の高校生がどのような意識を向けているかの調査が少ない。そこで、大学入学共通テストへの導入が決まった現時点において、教科「情報」に対して高校生はどのような意識を持っており、どのような学習を行う実態にあるのかを明らかにする。オンラインアンケートを利用し、関東7都県に長野県、新潟県を加えた計9都県の高校生約1,000人に調査を行った。