7ZL-03
高校生を対象とした情報セキュリティ教育におけるアクティブラーニングを取り入れた授業の評価
○守山 凜(米子高専),佐々木章人(鳥取県立米子東高等学校),内田雅人,川戸聡也(米子高専)
高等学校では新課程の情報Ⅰにおいて内容が強化されるなど,情報セキュリティ教育が重要視されている.このような中で,「主体的・対話的で深い学び」に焦点をあて,グループワークや実機による演習を交えた課外授業を県立高校にて実施してきた.しかしこれまでは,授業の評価を一般的なリッカート尺度のアンケート調査のみで行っていたため,理解度や意欲に関する評価が不十分であった.そこで本研究では,授業で扱う内容について論述形式で知識を問い,授業の前後で回答を比較することによって理解度を評価した.また意欲については,ARCSモデルの4つの分類に対して,さらに4つの質問に分割したARCS評価シートを用いて評価した.