情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

7ZH-08
鳥型ロボットの産卵行動による生命感の検討
○新江田航大,秋吉拓斗,髙濱悠作,高橋顕太,中村海翔,澤邊太志(奈良先端大)
人間との間でより自然な関係性構築をするためにソーシャルロボットの生命感は重要である。これまで、ロボットの振る舞いの仕方や外見による生命感は探求されてきたが、生命サイクルの模倣に着目した研究はほとんどない。本研究では、生命のサイクルの一つである産卵に着目して、擬似的な産卵が可能なロボットを開発した。また、開発したロボットを用いて産卵行動が与えるロボットに対する生命感や心の知覚への影響を親子での実験を行い調査した.親子ともに産卵前より産卵後のほうが,より生命感がある,より心があると感じた.