7ZH-05
高齢者介護の現場における表情を用いた感情コンピューティングの有用性と課題-多様なレクリエーションの導入を容易にするための効果測定手法として-
○池田浩平,柳田悟宙,保母星乃佑,冨名腰哲,大庭弘継(立教大)
デイサービス等の介護施設にて、新たなレクリエーションを導入する場合の判断基準として「表情分析」を用いることは導入の容易さなどから適切と考えられる。さらに、動画の撮影を通じて利用者の見守りを行うなど、効果策定だけに限らない利用用途も検討の余地がある。一方で、実際に高齢者を対象に感情測定を実施したところ、その精度については課題が残るため、実験方法の工夫などが必要であることが分かった。