情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

7ZH-02
抑うつ状態の早期予測のための芸術鑑賞時の感情解析
○山田圭吾,青野修一(玉川大)
近年、うつ病患者数は増加傾向にあり、その中でも20代前後の若年層でのうつ病の発症が深刻な社会問題となっている。うつ病は発症前のケアが重要である。自身の潜在的な心の状態を専門医療機関を介さずに評価・可視化できれば、うつ病の早期予測に繋がり、うつ病への有効な事前対策になると考えられる。本研究では、芸術鑑賞時の表情から感情を解析し、潜在的な感情と芸術の関係を明らかすることで、芸術的感性を活用したうつ病の早期予測手法を検討する。