7ZG-01
グラフィックデザイン分野におけるレイアウト自動生成の展望について
○伊藤博人,須藤 修(中大)
現役のグラフィックデザイナーである筆者から見て、媒体を問わない現在のグラフィックデザイン業務プロセスの中で、レイアウトデザイン作業に人力の占める割合は相当に高い。作業者の知見や熟練度、感覚等の能力を頼りに、多大な時間を要していることが実情である。
そのような中、レイアウトデザイン作業の自動化が商用レベルで実現されれば、作業時間の大幅な短縮と多くの時間捻出が可能となり、デザイナーはクオリティの向上へ、より時間を有効活用できるような非常に高い効果が見込まれる。
今発表は、レイアウトデザイン作業の自動化の可能性を通して、デザイン業務の効率化とクオリティ向上を図ることを目的に今後を展望するものである。