情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

7ZC-02
機械学習を用いた携帯型端末UIの適応的制御に関する一考察
○千葉愛斗,阿部 亨,菅沼拓夫(東北大)
スマートフォンは幅広い年齢層に広く普及しており、生活において重要な存在となっている。しかし、利用者の年齢や利用習熟度の違いにより、全ての人が使いやすいUIの実現は困難である。これを解決するための一手法として、自己適応型UIの生成が提案されているが、複雑なUIを構成した際に操作効率が低下してしまうという課題が存在する。本研究の目的は、各ユーザに適応してスマートフォンの操作性を向上させることである。特に本研究では、ユーザの嗜好や操作特性に注目し、機械学習を用いて、適応的制御されたUIが複雑である場合の操作性を改善する手法を提案する。本発表では、提案手法の構成法について検討する。