情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

7ZA-04
スポーツセンシングユニットを用いたサッカー選手のジャンプ検知に関する研究
○牟 雅楠,鳴尾丈司,山本雄平(関西大),姜 文渊(阪産大),坂本一磨(小松大),中村健二(阪経大),田中成典,肖 智葳,岩本達真(関西大)
日本では,スポーツ産業におけるICTの利活用が推進されている.サッカーでは,センサ機器により取得した選手のstats情報を用いて,選手のけがの予防やスポーツ傷害のリスク評価に関する研究が行われている.さらに,センサ機器による時系列データを用いて,相手選手との当たり負けやキックの精度低下に繋がる研究がある.しかし,選手のトレーニング量と強度を定量的に把握するためのジャンプの検知は進んでいない.そこで,本研究では,慣性センサで計測したデータをLSTMにて学習し,サッカーにおけるジャンプの検知を試みる.これにより,けがの予防,障害のリスクとトレーニング量の定量的な評価に寄与する.