7U-01
VR空間内での自由度と没入感が被験者の運動量に及ぼす影響について
○齋藤亮太,大西克彦,登尾啓史(大阪電通大)
本研究では、VR 技術とサイクリングを組み合わることで、サイクルローラーを使用して、映像体験の没入感と自由度が被験者の運動量にどのような影響を与えるかを実験により評価した。サイクルローラーとは、自転車の後輪をローラーの上に固定することで、室内でもサイクリングの体験を可能とした装置である。実験では被験者に実在する街中を再現した3つのシーンを走行してもらい、各シーンでの走行時間や速度、走行ルートの変化を記録した。そして、運動の影響を評価するために、実験前後にアンケートを実施したり、脳波と心拍データを計測したりした。