7S-08
GANによる音声感情を反映させたフォント自動生成システムの改良
○山本 悠,鈴木裕太,土屋奎太,陳キュウ(工学院大)
近年、PCやスマートフォンの普及により、SNSやメディアを通じた文字によるコミュニケーションが日常的となっている。しかし、これらのシーンでは感情が伝わりづらいため、感情表現支援のツールとしてフォントの工夫が重要になっている。本研究では、リアルタイムで音声に含まれる感情表現を抽出し、それを元にオリジナルのフォントを生成するシステムの改善を目指した。システムの音声から感情を抽出する部分を、商用のAPIからオープンソースのプログラムへの変更により、システムの使用制限を緩和できた。また、音声感情抽出の精度向上も達成し、より正確に感情をフォントで表現することが可能になった。