7P-02
集約画像を用いた自転車の危険運転状況の可視化
○増田大仁,北 直樹,斎藤隆文(農工大)
近年、自転車に関する交通事故の割合が大幅に増加しており、自転車の交通違反に対する罰則の強化や、新たな取り締まり制度の導入など、自転車の交通違反に対する問題意識が高まっている。本研究では、自転車事故が発生しやすい交差点に設置された定点カメラ映像をもとに、自転車による危険運転の状況を、一連の時系列動作を静止画で表現した集約画像で提示する可視化手法を提案する。この研究により、実際のカメラ映像を視聴せずとも、集約画像を含むレポートを見ることでシーンにおける危険運転の件数と種別、各危険運転の状況を把握することが可能になる。