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ごはん3Dモデルの裸眼立体視提示による重量感覚の評価
○渡邊 樹,山邉悠太,齋藤さな恵,杉田純一(東京医療保健大)
フードモデルは,栄養指導の際に患者に摂取量の目安を伝えるために利用されるが,保管場所や使用場所の制約を受けるという問題がある.3DCGのフードモデルを利用することで,これらの制約を緩和できると考えられる.本研究では,フォトグラメトリで作成したごはんの3Dモデルを裸眼立体視で提示した際の重量感覚を評価し,3Dフードモデルがフードモデルの代替になり得るのかを検証する.5パターンの重量のごはんの実物,写真,3Dモデル(裸眼立体視提示)を被験者にそれぞれ何グラムに見えたか目測してもらった.実物と3Dモデルの目測誤差に顕著な差は見られなかった.しかし,写真の目測誤差は,実物と3Dモデルに比べて大きい傾向があった.