7N-06
幾何的特徴を考慮した値の割り当てを利用した四元数連想メモリの特性
○波方風馬,長名優子(東京工科大)
四元数の幾何学的な特徴を考慮した値の割り当て方法が提案されており、四元
数の幾何学的な特徴を考慮した値の割り当て方法を用いた場合にも、記憶した
パターンの想起が行えることも確認されているが、記憶したパターンや値の割
り当てによっては入力したパターンとは別のパターンに遷移してしまうことが
あることが分かっている。このようなことが起こる原因としては、用いている
出力関数のせいで出力の値が多値に割り当てた四元数と厳密には一致していな
いことが考えられる。本研究では、出力関数を変更し、値の割り当て数やノイ
ズ耐性なども含めて四元数連想メモリの特性の調査を行う。