情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

7M-07
ID-POSデータを用いた家庭での食肉消費の特性抽出
○磯部貴翔,吉野 孝(和歌山大),貴志祥江,南波広哲,田井紗瑛子,坂本明一,宮崎裕之(オークワ)
一般的に牛肉の消費量は西日本が多く,豚肉の消費量は東日本が多いと知られている.このような食肉に関することは,従来の研究や総務省の家計調査からも確認できる.しかし,それらの従来研究はすべてアンケートによるもので,アンケート調査は非常に手間がかかる.そこで本研究では,誰がどの商品をいつ,どこで,いくらで,いくつ購入したかという情報が登録されたID-POSデータを用いることにした.このID-POSデータから食肉がどのように購入され,どのように食べられているのかを明確にすることを目的とする.そうすることで,プロモーションの手段が明確になるため,ターゲットマーケティング戦略の策定に役立つと考えられる.