情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

7M-04
野球の外野手における打球の落下位置と捕球位置に着目した守備力の視覚的分析
○長内雄太朗,伊藤正彦(北海道情報大)
野球において、守備は試合の勝敗につながる大きな要素の1つである。野球では、守備をする野手の肩力や走力、捕球力などで守備力を測られることが多く、守備力を分析し改善をしていくことは試合に勝つために重要なことである。今回特に、外野手を見た際に成績の良い選手と悪い選手でどういった違いがでるのかに着目した。本稿では、外野の守備において、守備力が高い選手の方が前で捕球するという仮説を立て、球が落下した位置と選手が球を捕球した位置の可視化を行い、守備率の良い選手と悪い選手を比較しどういった違いが見られるのかを可視化し分析する。また、打球の落下位置と捕球位置の2点間の距離を抽出してその違いも分析した。