情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

7M-02
地域別の企業間取引データを用いたネットワークの可視化と分析
○豊田響希(北海道情報大),有本昂平(帝国データバンク),伊藤正彦(北海道情報大)
企業間で行われる取引の構造について理解することは、社会や流通の構造、企業間の関係性の理解につながる。しかし、取引の構造を可視化するだけでなく、企業を地区等に分け、それぞれの取引に関する比較も行うことで、各地域の特色や地域性がより顕著に現れると仮定した。本論文では、ネットワークを用いて、企業間取引データの分析を行った。今回、北海道と神奈川県、それぞれ地域内で行われている企業間取引について、様々な指標を用いて比較、分析を行った。結果、基本的な取引の形態や各地域の特色や地域性の違い等の特徴がみられた。