7J-05
CLAS対応GNSS受信機を活用した自動草刈ロボットの研究
○森田佳祐,工藤 響,千葉慎二(仙台高専)
高齢化や後継者不足が深刻な日本の農業において、従来の農業生産性を維持するためには、農業従事者一人当たりの作業負荷の増加が必要となる。この問題に対し、農作業を支援するロボットの導入により農作業負荷の軽減を図る研究が進められている。草刈作業は農作業の中でも負荷の大きい作業であり、様々なロボットが提案・実用化されている。我々は、様々な形状の畑での草刈作業を自動化するクローラ型ロボットの研究開発を進めている。本件では、CLAS対応のGNSS受信機を活用した自動草刈ロボットについて、緯度経度で設定したポイントを結ぶエリア内の草を刈る制御システムを提案し、実験によって動作検証を行った結果について報告する。