三菱電機　鎌倉製作所では、宇宙・防衛システムを開発している。宇宙・防衛分野をはじめとする、大規模かつ複雑なシステム開発では、システムズエンジニアリング（SE）のスキルと知識が必要であり、当製作所に配属された新人は、入社後、演習を伴う座学を通して、その基礎を習得する。その後、ソフトウェアに関する部門に配属された新人は、ソフトウェア技術研修として、3か月間の実践的な演習プロジェクトを通じて一連のソフトウェア開発プロセスを学ぶ。本論文では、それらの研修について報告する。