情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

7H-03
大学でのICEモデルに基づくオンライン授業のデジタルダイヤモンドマンダラを用いた実践とテキスト分析による結果
○青木成一郎(京都情報大),小林信三(CCC-TIES),土持法一(京都情報大)
ICEモデルに基づき設計した総合大学での宇宙の基礎を学ぶ科目の実践結果を報告する。この授業はリアルタイムオンライン形式で,授業時間をグループワークや発表・議論に充てるため反転授業形式とした。学生が個人やグループの自分の考えをまとめるためのツールとして我々が独自開発中の digital Diamond Mandala Matrix (dDMM) を用いた。分析対象は初回授業時と最終回後に同じテーマで学生が自分の考えをdDMMへまとめたテキストデータで,KH Coder により分析した。その結果,ICEモデルでのI(ideas)からC(connections)へ期待通りに展開したことが確認できた。