7H-02
オンラインフォームをドリルとして使うことの意義と注意点
○小川 健(専修大)
オンラインフォームは送信直後に正誤判定や自動解説の付与が可能であるものも少なくない一方,監視などが難しい場合も少なくないため,本番前のドリルとして活用する利用法などが考えられる。本報告ではGoogle Formsを例に,経済系の1年生向けの経済数学的な科目においてドリル代わりにGoogle Formsを用意し,それを問題傾向として翌週に対面マークシートでの試験を行った事例を基にオンラインフォームをドリル代わりに扱うことの意義と注意点を取り上げる。Google Formsをドリルがわりに提示した際,解かずに送信して解説を先に確認する事例が最初多発した。これは概念だけで解法を説明しないと先に解法を確認しておきたいという意識に基づくと思われる。