7F-02
ルーブリックとチェックリストを用いた間主観的評価における適応型自己評価のための問題定義
○眞坂美江子(帝京大),渡辺博芳(電通大),宮崎 誠(帝京大)
我々は,ルーブリックやチェックリストを用いた間主観的評価における適応的な自己評価の可能性について検討を進めている.適応的な自己評価とは,自己評価者の回答パターンに応じて最適な評価指標を提示することにより,より少ない評価指標の数で,すべての評価指標を用いた場合と同等の自己評価結果を得ることである.これを実現するためには,少ない評価指標についての自己評価結果から総合的な評価結果や未実施の評価指標に対する評価結果を推定する必要がある.そこで,この推定問題を具体的に定義し,シミュレーションで用いるためのデータ構造について検討を行った.