7B-02
ChatGPT,BingAIに医薬品情報を質問したデータの考察
○塚口真穂登,五十嵐洋平,三澤昭彦,外山 聡(新潟大病院)
(目的)
ChatGPT,BingAIに医薬品情報を大量に質問したときの返答内容を調査する。
(方法)
ChatGPT,Bing AI に、新潟大学医歯学総合病院薬剤部医薬品情報管理室に寄せられた医薬品に関する質問(n=585)を行った。
(結果)ChatGPTでの正答率は31.45%,BingAIでは61.2%であった。
(考察)実験を行うと、生成AIであるChatGPT,BingAIでは、回答の傾向が大きく違うことが判明した。普段、病院薬剤師として医薬品に関する質問を受け、回答する立場と生成AIが回答する回答の仕方の違い、ならびに病院薬剤師が望む回答法に近づくためにはどうしたら良いかを考察するる予定である。