情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

6ZM-07
受講生の立場で考えるより効果的なPBL型演習にするための要素研究
○土門快杜,飯田悠介,森田純恵(秋田県大)
現代日本において,多くの教育機関のみならず企業までもが問題解決型演習PBLを実施しておりその学習成果を重視している.本研究のリサーチクエスチョンは,「より効果的なPBL型演習にするための要素は何か」とし,学生の立場から導く.本研究の仮説は,その要素は,課題設定に対する「共感」と解決策である制作品完成の達成感にあり,かつ,その開発計画が重要な役割をもつこと.本研究は,秋田県立大学において実施した2022年度のPBL型演習に対して,仮説に基づく改善をした2023年度のPBL型演習に前年度の受講生/TAが継続してPM/TAとして関わるという工夫をしている.検証は,2022年度,2023年度の2学年のPBL型演習のアンケート結果を分析し,データで評価する.