6ZL-06
ゲーミフィケーションを活用した音楽学習アプリによる相対音感の向上
○大濱慎太郎,山田雄貴,梅村祐輝,小林舞衣,佐藤史章,野村悠哉,橘 俊宏(湘南工科大)
音感を身に鍛える方法として従来は楽器を使用する、楽譜を書き写すなどの手段を用いた方法が主に使用されている。一方で、この方法では楽譜読めない人の学習コストが高い、鍵盤の位置で音名を覚えるなどの可能性がある。
我々はこれらの問題を改善するため,音名をクイズ形式で回答するスマートフォンアプリ「オトクマ」を開発した。このアプリではゲーミフィケーションを活用することで、従来の学習方法より学習コストを低減しつつ、楽しみながら相対音感を習得できるようにした。
学生を中心とした被験者20名程度に14日間に渡って、本アプリによる学習を行った結果、相対音感の能力が統計学的に優位に強化されることが明らかになった。