6ZJ-03
ドローンモニタリングと時系列クラスタリングによる高温が水稲に及ぼす影響の分析
○佐藤 翠,伊藤太一,南野謙一(岩手県大)
近年,水稲栽培において高温による悪影響が問題となっている.そこで本研究では,定期的なドローンモニタリングにより植生指標値を算出して,時系列クラスタリング(機械学習)を行うことで,生育やストレスの推移をメッシュ単位で分類し,高温が水稲栽培に及ぼす影響を分析する.植生指標は,NDVI,NDRE,CCCIを用いる.評価実験として,2021~2023年の岩手県において高温が水稲栽培に及ぼす影響を分析した.その結果,圃場の水稲の状態をメッシュ単位で可視化でき,高温の影響を受けたメッシュを分類することで,収量・品質に与える影響を確認できた.