6ZH-02
非接触センサを用いた高齢者の中途覚醒時離床検知システムの提案と実装
○神田 翼,日比野隼弥,大塚孝信(名工大)
我が国の高齢化は進行し続けており,高齢化に伴い介護サービスの需要も増加し続けている.一方で,介護事業所の過半数が人手不足である.また,夜間における事故の多くは見守りが十分に行き届かない中,要介護者が1人で離床することで起こる.そこで本研究では,非接触センサを用いて,高齢者の日々の睡眠時間に着目した,中途覚醒時の離床検知をする手法の提案を行う.実験では,非接触センサによってバイタルデータを約1ヶ月収集し,収集したデータを用いて,被験者の就寝時間および起床時間の傾向を推定した.そして実就寝時間および起床時間との比較を行なった.また,推定した睡眠傾向の時間帯における離床検知の実験を行なった.