情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

6ZF-09
時系列を守った行動要約とその評価を行うための大規模言語モデルに向けたログ作成手法の提案
○鈴木克磨,川合康央(文教大)
ゲーム開発を行う中でビデオゲームにおけるプレイヤーの行動や選択を記録し、要約または評価をするシステムを設計した。このとき大規模言語モデルを用いることで従来よりも柔軟な行動要約や評価のフィードバックが行えると考えた。しかしプレイ時間に比例して増大するログの圧縮、またその際の時系列の喪失などの問題に直面した。本論文は、これらの問題を解決しつつ大規模言語モデルを用いた要約評価の出力を前提としたログの記録形式と圧縮手法に関しての研究を行ったものである。