情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

6ZC-07
影響力工作の特定に向けた,機械学習によるツイート位置情報の多値推定の試み
○南 幸佑,林 尚弘,斎藤孝道(明大)
インターネットの進展と共にSNSは世論形成に大きな影響を持つようになった. 中には国をまたいで世論誘導を試みるアカウントグループが存在している . 国境を越えた犯罪行為の対策は困難であり ,サイバー攻撃の行為者や手段の特定を目的としたアトリビューションが重要とされている. アトリビューションには位置情報が利用されるが ,Twitterにおける位置情報付きツイートの少なく ,データ不足が問題となっている.本論文では,海外の中でも工作事例が多い中 国 とロシアをピックアップし,日本とその他を加えた4項目 のツイート位置を推定する多値分類モデルを作成した.