6ZA-09
D2Cにおける破壊的イノベーションの展開に関する研究
○荒井敢人,鈴木邦成(日大)
近年、ネット通販(EC)市場において、EC事業者と消費者を直取引で結ぶD2C(Direct to Consumer)というビジネスモデルが展開されている。D2Cでは商品ラインナップのアイテム数を絞り、OEM生産のもとにターゲットオーディエンスに対してネット経由の直取引で商品を販売するという業態がとられている。商品のプロモーションについてはSNSが活用され、そこで集客されたファン(フォロワー)に直接アピールすることで商品を販売している。以上を踏まえて本発表ではD2Cによりマスブランドのうちの商品訴求力の高いアイテムを単純化された流通構プロセスで販売しているD2Cが既存市場の既存業態の商品に対して下肺的イノベーションとして機能していることを確認し、分析と考察を行うものとする。