6Y-09
自律移動ロボット群を用いたマルチホップネットワークの自己修復手法
○川村 崚,源田浩一(日大)
自律移動ロボット群の利用の1つとして、任意のイベント発生場所から基地局までマルチホップで情報を伝達する無線ネットワークの構成がある.ロボット群によるマルチホップネットワークは、ネットワークを構成するロボットが故障や電源切れを起こした場合にネットワークが切断となる課題がある.そこで、ネットワークの切断をロボット群が自律かつ速やかに回復する方法を提案する.提案方法では、故障ロボットの基地局側に存在するロボット群が切断情報をマルチホップで伝達し、情報を受け取ったロボットが粒子群最適化法に従い自律的にネットワークの修復を行う.シミュレーション評価により、提案方法の有効性を確認した.