情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

6T-01
傷の3次元モデル自動生成に関する研究
○大谷涼介,松本桂太郎,白石斗士雄,朱  睿,尾崎友哉(長崎大)
将来の自動的に傷を縫合するロボットをめざし,傷の3次元モデル生成手法を開発した.
従来,複数台のカメラを使用して傷の3Dモデルを作成していたが,本研究ではカメラ1台のみで傷部分の検知と3Dモデル生成を行うシステムを開発することを提案する.
提案手法では,エッジ検出によりRGB画像から傷の輪郭を抽出し,距離画像とあわせて傷の3次元モデルを生成する.
その際,エッジ検出処理のパラメータを調整する必要があるが,このパラメータを自動調整する手法を開発した.
これにより,パラメータ調整をする手間が省け,傷の状態に応じたエッジ検出を自動化できる効果がある.