6Q-08
ユーザーが指定した場面に応じたゲームマップの自動生成について
○阿部莉子,檀 裕也(松山大)
近年では生成AIに関する研究やツールの開発が活発に行われており、ゲームマップの自動生成もそのうちの一つである。しかし無条件なゲームのダンジョンマップ生成では、森の中のような入り乱れたマップを生成したいにも拘わらず、建物内のような部屋が整然と並ぶマップが生成される等、クリエイターが思い描く場面に応じたマップを生成できず、理想のマップが生成されるまで繰り返し処理を行う必要や、手動でマップを調整する必要があり、開発効率が下がってしまう。そこで本研究では、街や森、学校などのマップのジャンルや部屋数を指定できる自由度の高い理想的なゲームマップを作成する手法について提案する。