情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

6P-05
連続性を担保した様々なパターンの包装紙の作成
○石橋公太,北 直樹,斎藤隆文(農工大)
商品の箱を包装紙で包む方法として,「斜め包み」がよく用いられるが,包装紙の先端や辺の折り返し部分で模様が不連続になってしまう.本研究の目的は,斜め包みにおいて模様の連続性が保たれるような包装紙をデザインすることである.先行研究では,連続性が保たれるための対称性の条件を解明し,ユーザが入力したパターンを繰り返し配置することで,条件を満たす包装紙を生成していた.本研究では,既存の包装紙デザインから対称性を抽出し,そのパターンをもとに生成する手法を提案する.さらに,箱に対してパターンを傾けて配置した包装紙の生成も行う.