6J-06
RDMAを用いたリモートプロセスに対するメモリアクセス手法
○永木謙吾(立命館大),渡邉和樹,南 豪介,鷲尾元太郎(三菱),毛利公一(立命館大)
ライブフォレンジックや動的バイナリ計装 (DBI) は,メモリアクセスによりソフトウェアの動作を解析・変更する技術である.これに,遠隔からのメモリアクセスを可能とするRDMAを適用すると,遠隔で同様のものが実現できる.本論文では,その実現を視野に入れ,広帯域幅でのRDMAを可能とするRoCEに着目し,ライブラリやドライバを拡張することで任意の物理アドレス空間を遠隔からメモリアクセス可能とした.また,仮想アドレス空間で動作するプロセスを特定してメモリへアクセスするための手法について検討し,実現した.