6J-02
キャッシュヒット率向上のための仮想計算機への動的メモリ割り当て手法
○青木雄佐,芝 公仁(龍谷大)
近年,複数の仮想計算機を同時に稼働させることが増加している.一台の物理計算機上で複数の仮想計算機を動作させるときのメモリの効率的な管理が課題となっている.本稿では,仮想計算機へのメモリ割り当て手法を述べる.本手法は,仮想計算機のキャッシュヒット数やキャッシュミス数などのキャッシュ情報を監視し,適切なメモリサイズを割り当てる.その結果,仮想計算機で実行する処理のキャッシュヒット率が向上し,処理速度が上昇する.