情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

6H-01
スクラム開発手法の体験型学習教材の開発
○鈴木昭弘,松﨑博季,杉尾信行,松川 瞬,荒澤孔明(北海道科学大)
ソフトウェア開発において,スクラム開発手法を取り入れる機会が増えている.
一方でその学習教材は少なく,さらに体験を伴う学習教材はさらに少ない.そのため体験型学習による学習機会の創出は急務である.
そこで我々はスクラム開発手法による開発経験が無い学生や社会人を対象とした体験型学習教材を開発している.
この教材はプロトタイプアプリケーションの開発をスクラム開発手法によるマネジメントをしながら実施していく特徴を持つ.
大学4年生を対象とした実験とアンケートの結果から,被験者の多くがスクラムに興味を持ち,成長を感じられたと回答した.以上のことから狙い通りの効果を得ることが可能な教材であることが示唆された.