6F-03
バリアフリーマップ作成における施設管理者とクラウドワーカーの視点
○宮田章裕,村山優作,古田瑛啓(日大)
障害者や高齢者にとってバリアフリーマップは重要な役割を果たす.広範囲を網羅するバリアフリーマップを低コストで作成するため,クラウドソーシングによるバリアフリーマップ作成を行う事例は数多い.しかし,クラウドソーシングで収集された情報は一般的に品質の保証が無いため,情報の不正確さや偏りがしばしば問題になる.そこで,本研究では,施設管理者が作成した公式のバリアフリーマップと,クラウドワーカーが作成したバリアフリーマップを比較し,両者がどのように異なるのか分析する.加えて,発見された違いに基づき,バリアフリーマップ作成時における施設管理者とクラウドワーカーの視点の違いについても議論する.