情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

6D-01
生活家電におけるARの応用事例 -スマート洗面台の提案- 
○泉 丙完,加藤綾子(三条市立大)
AR(拡張現実)はエンターテイメントを中心に多くの分野利用されてきているが、本研究ではARの実用化として洗面台への応用について検討を行った。洗面台は誰もが毎日理美容等のため利用している機器であり、ARにより機能を向上させるうえで有効な手段と考えられる。例えば、ARにより髭剃りにおける剃り残しや歯磨きにおける磨き残し等を明示的に表示できることが可能になる。また、これらの明示的な情報を共有することによる新たなビジネスの創出も可能になる。本研究では、洗面台におけるARの応用に関する検討を行い、一部試作開発を行う。