5ZM-05
深層学習に基づくオンライン授業における疲労検出システム
○劉 昊,齋藤友彦(湘南工科大)
近年,COVID-19の影響により,ZoomやMeetなどを使ったオンライン授業が急速に普及した.本研究では,オンライン授業に映った受講者の映像に対して,深層学習技術を適用し,受講者の疲労度を検出するシステムを開発する.本システムの概要は次の通りである.まず,オンライン授業の映像からYolov8-faceを用い,複数の受講者の顔画像を検出する.次にPFLD(a Practical Facial Landmark Detector)を用い顔の特徴点を検出する.そして,顔の特徴点の動きから疲労度を算出する.本システムでは,顔検出や特徴点検出の際に,オンライン授業特有の性質を用い,その検出精度の向上を図る.本研究では,実際のオンライン授業の映像に対し,本システムを適用し,その有効性を検証する.