5ZL-02
厚木市における防災行政無線の聴き取りにくさの識別
○藍原直大,橋本卓己,小川喜道,田中 博,上田麻理(神奈川工科大)
地域住民に対する災害の未然防止を目的にした情報,災害時の災害規模や現場の状況の伝達のために防災行政無線が運用されている.拡声器の設置場所、周辺環境や天候などの状況によって住民の聴こえにくさが大きく異なる.本報告では、厚木市内各地に設置された防災無線からの音声の聴き取りやすさ/にくさを人間の聴覚で主観的に評価した結果を述べる.さらに,集めたデータをもとに深層学習モデルを作成し識別を行った結果,94.7%の精度が得られ,両者による識別が一致した結果を示す.