情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

5ZK-09
海岸清掃活動における海洋ごみの集中箇所の可視化
○物上 巧(金沢大),藤本雄紀(北陸大),河内幾帆(金沢大)
海洋汚染問題の解決のため,各地で海岸清掃活動ボランティア等の取り組みが行われている.海岸は広範囲に渡るため,事前に海洋ごみが堆積しやすい場所を特定し,効率よく収集する必要がある.各自治体による海岸状況の調査マップ等が公表されているが,更新頻度が高くなく,刻一刻と海岸状況が変化することから,即座に状況把握できる技術が求められている.そこで本研究では、UAVによる空撮画像から,物体検出技術を用いて海洋ごみの集中箇所を特定し,参加者を誘導する技術を開発する.