5ZK-03
オフィス空間におけるコミュニケーションの可視化手法の提案
○野里春香,清川由香里,堀川三好,岡本 東(岩手県大)
オフィス環境の整備は、ストレスの低減、生産性の向上およびチームワークの促進を目的に行われる。これらの要素はコミュニケーションに影響されると考えられ、定量評価するためには、オフィス空間において社員の行動や会話がどのように行われているかを可視化する必要がある。
本研究では、社員の行動分析と音声分析を組み合わせることで、コミュニケーションを可視化する方法を検討する。行動分析では測位と動作推定が可能なスマートタグを用い、音声分析では音声タグで集めたデータから業務に関わる会話を類似度を用いて抽出する。本稿では、大学の研究室を対象にデータ収集を行い、提案手法の有効性の検証を行った結果について報告をする。