5ZH-01
UAVと衛星画像を用いた災害対策車による災害把握システムの研究
○阿部佳樹(電機大)
自衛隊への災害派遣が遅れる原因として災害現場の状況把握が困難なことがある。そこで、デジタルツインを用いたシステムを開発し、災害箇所の検出から現地調査までを自動化、災害対策本部や捜索隊の意思決定を支援することを目指す。
具体的な流れとしては、衛星画像から被害地域を推定し、災害対策車(ドローンを積載した自動運転車両)が被害地域近辺まで移動する。その後ドローンによる現地の詳細な状況の把握を行う。取得した画像から危険箇所の推定や三次元モデル・点群データの生成を行う。これらのデータを三次元マップに反映させることで迅速な災害状況の把握、意思決定の支援に繋げる。