情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

5ZG-08
MRHMDと物体認識を活用した日常環境における自然な外国語学習手法の提案
○石川花美,中村亮太(武蔵野大)
従来の外国語学習方法では,テキストや単語帳の利用,会話練習が一般的であるが,これらの方法ではモチベーションの維持が難しいという問題が存在する.多様な学習方法が存在する中で,本研究では外国語学習の効率化を目指し,MRHMD(Mixed Reality Head-Mounted Display)と物体認識技術を用いた自動翻訳手法を提案する.本提案手法では、MRHMDの視野カメラで認識した物体の名称を自動で翻訳し,MRHMDのディスプレイに表示する.これにより、ユーザーは実際に存在する物体を用いた実践的な外国語学習を行うことが可能となる.