5ZF-06
生活習慣病の改善維持を目的としたチャットボットの提案
○加藤美希,吉野 孝,井口拓己(和歌山大),高木伴幸(和歌山市医師会成人病センター),小池廣昭(小池クリニック)
生活習慣病は,がんや脳卒中,心筋伷塞など複数の疾患が含まれており,死に至るケースも存在するため,注意が必要な病気である.しかし,自覚症状がみられず,モチベーションに繋がらないことから,生活習慣病の予防や改善を維持できる人は少なく,問題である.そこで本研究では,他の人よりも自分が優れている状況をつくり出すことで,優越感によるモチベーション向上を果たす「小さな池の大きな魚の効果」と呼ばれる心理的効果を利用したチャットボットを提案する.このチャットボットを利用することで,生活習慣病の予防や改善の維持を狙う.