情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

5ZD-06
筆跡認証の動的な特徴量の有用性に関する一考察
○安井将太,喜多義弘(長崎県大)
認証技術の一つとして顔や指紋などの生体情報を使った生体認証が普及している。
従来の生体認証において認証情報として用いている身体的特徴は、再登録の可否や回数に制限があるため、持続的な利用が難しい課題がある。
そこで本研究では、生体認証の持続的な利用を目指すため、行動的特徴を用いた生体認証を提案する。
具体的には、筆跡認証とその書いた文字をパスワードとして組み合わせて利用することを提案する。今回、筆跡認証の特徴量に動的なハンドトラッキングから得ることができる値を用いてその有用性を検証する。