5ZC-01
CSAによるチャネルベース中間者攻撃の検出システムの試作
○劉セイテイ,大東俊博(東海大)
情報化社会の発達と伴い、Wi-Fi技術はすでに社会の隅々まで浸透している。しかし、このような技術にはセキュリティ上の脆弱性が存在するため、悪意ある第三者に利用される可能性ある。これらの脆弱性が利用する攻撃手法の多くは、中間者攻撃をベースとして攻撃を行っている。そのため、中間者攻撃の段階で攻撃を検出できれば、影響を最小限に抑えることができる。近年はCSA(Channel Switch Announcement)による中間者攻撃が提案されており、従来の攻撃手法より発見されにくいと考えられる。本研究は、CSAによるチャンネルベース中間者攻撃に対して、CSAの動作を検証によるCSAの偽造を発見する手法を提案する。さらに、検出システムを試作することで提案手法の有効性を示す。