5ZB-06
手と視線の遷移を活用した組立作業中の迷いの有無と種別判定システム
○村儀天星,辻 愛里,藤波香織(農工大)
組立作業において,作業者の邪魔にならずシステムによる支援を行うためには作業者が支援を必要とする場面や作業者のスキルレベルを特定することが有効である.そこで本研究では,手と視線の推移情報を用いて、組立作業における作業者の迷いを検出・分類することを目的とする.作業者の手と視線情報から,遷移行列や視線遷移のネットワーク構造の特徴量,手と視線の共起ヒストグラムを算出し,迷いなし,部品探索の迷い.接合の迷いと各迷いについてその強弱を分類した.分類の適切さを調査するために組立作業の各ステップ後に分類結果を表示し,その結果に対する妥当性の評価を行う実験を実施した.