情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

5ZB-05
Wi-Fiセンシングにおけるパラメータ校正コストの削減手法の提案
○山崎大地(青学大),川喜田佑介(神奈川工科大),田谷昭仁(東大),戸辺義人(青学大)
IoTとAIの技術革新に伴い、センシング技術への需要が急速に高まっている。この分野において、Channel State Information(CSI)を用いたセンシングが、プライバシー保護とデバイスの携帯性の課題を克服しつつ、高度なセンシング機能を提供する方法として注目されている。しかし、課題としてCSI技術は環境変化に敏感であるため、モデルの更新と調整が頻繁に必要となり、これにはパラメータの校正が不可欠である。加えて、クラス分類の複雑性が高まるにつれて、校正コストも同様に増大する傾向にある。この論文では、これらの課題に対応するため、Wi-Fiセンシングにおけるパラメータの校正コストを削減する方法を提案する。