5ZB-04
評価項目を考慮した機械学習による演舞競技評価システム
○上田健生,島 孔介,武藤敦子,森山甲一(名工大),松井藤五郎(中部大),犬塚信博(名工大)
技能を習得する際に、指導者の評価は重要である。一方で、指導者の助言を得る機会が限られている。そこで本研究では、スマートフォンを用いて、指導者の評価を再現するシステムの開発を目指す。山中らは、加速度データを用いて演舞競技評価システムを開発した。しかし、評価項目によらず動作全体を入力としており、実際の評価における着眼箇所とシステムの評価箇所が異なっていた。本研究では、実際の評価を再現するため、評価項目ごとに着眼箇所の動作のみを用いた機械学習モデルを構築する。実験では、動作全体から着眼箇所のみを用いても同等の精度が得られることを確認し、着眼箇所以外の部分が評価に寄与しないことを示唆する結果を得た。